アルケマは11月7日から10日まで開催される Formnext に参加し、業界をリードする先進的な3Dプリンティング材料を展示する予定です。
アルケマは、EOS、HP、Stratasysなどの業界リーダーと協力して、AM(積層造形)向けに、より持続可能で高機能な材料をお客様に提供しています。特に 植物由来の Rilsan® PA11 についてアルケマは、全グレードの二酸化炭素排出量をさらに削減すると、最近、発表しています。この取り組みは、石油由来の原料や従来のエネルギー源を使用して製造された従来のポリアミド樹脂と比較して、約 70% の改善になります。
3Dプリンティング業界の主要リーダーの1つである HP は、Arkema と緊密に連携し、「HP 3D High Reusability PA12S enabled by Arkema」を発売しました。 HP 社のMFJ技術用に設計された新しいPA12パウダーは、さまざまな業界における機能部品の製造用に設計されています。この新しいPA12パウダーは、市場で入手可能な他のPA12パウダーと比較して最高のリサイクル率を達成しつつも、優れた外観と感触を有する化粧品向けの部品製造を可能にします。
GENERA 社とアルケマは、3D プリントでパーソナライズされたアイウェア(メガネフレーム等)を市場に投入するために提携しました。この画期的なソリューションは、比類のないパーソナライゼーション、快適性の向上、着用者のスタイルや好みを補完する機能的な物理特性の実現を可能にします。このコラボレーションは、最適化した、造形、クリーニング、後処理パラメータ、を保証する独自のRFIDチップを備えたGENERA 社の完全自動化DLPプロセスと、N3xtDimension® UV 硬化性材料 N3D-GEN976 を活用した、幅広い色が利用可能で、造形品の機械物性のカスタマイズも可能な、完璧な表面仕上げを実現します。
Rapid Shape 社とアルケマは、Rapid Shape 社の DLP 3D プリンタで高い性能補発揮するように調整されたN3xtDimension® カスタ処方を通じて、AM(積層造形)を推進するための戦略的パートナーシップを発表しました。 Rapid Shape 社の DLPプリンタは、信頼性、効率性、高解像度機能を備えた産業用製造装置です。Rapid Shape Inline は、バット重合にエンド・ツー・エンドの自動化をもたらし、人の手を介さずに数千もの部品生産でを可能にします。アルケマの UV 硬化型材料は、造形精度と汎用性を向上させるよう設計されており、Rapid Shape 社のオープン・プラットフォーム・システムを通じて、精密なモデリングから大量生産産業用途まで、幅広く利用できるようになります。
EOSのグループ会社であり、産業用選択的レーザー焼結(SLS)3D プリンター向け材料開発のリーディングカンパニーである Advanced Laser Materials (ALM) 社は、アルケマと提携し、Kepstan® PEKK をベースとした PEKK-100 パウダーをEOS P810の全ユーザーに提供します。この高温材料は、延性、電気絶縁性、リサイクル性において、航空、石油、ガス、電気・電子用途など、非常に要求の厳しい産業での新たな用途を開拓する、3Dプリンティングで最高の組み合わせを提供します。
フランスの著名なサービス・ビューローである Erpro 3D Factory は、今年初めに、アルケマの Pebax® Rnew® エラストマー を選択的レーザー焼結 (SLS) 技術で3D プリントしたカスタム・パーツを製造する、統合サプライチェーンをヨーロッパで構築しました。部分的に再生可能なトウゴマの種子から製造されるこの革新的なエラストマーから作られた部品は、通常、軽量性と優れたエネルギーリターンの組み合わせが大いに評価され、採用に至っています。
アルケマの 3D ソリューションの詳細については、こちら をクリックして Formnext Expo 2023 の BOOTH#C129- Hall 12.1 にアクセスしてください。